2001年2月17日
釣行記 〜街灯の映る水面に

 

朝寝坊した。

こんな日は今ひとつ気合が入らない。

昼頃、美濃で高速を降りた。

ポイントを見ながら下道で郡上に向かう。

本流は何処もライズが無かった。

吉田川のあるポイントでライズを待つが始まらず、かなり上流のポイントにも行ったが結果は同じだった。

本流に戻り、大和町までドライブがてら様子見に。

本流は濁っていてその理由を知りたかった。

工事なのか?雪代なのか?

結局その理由はわからずじまい、ライズも無かった。

吉田川に戻ると、またライズ待ち。

実はハタヤだけはライズが有るのが解かっていたが出遅れたのが痛かった。

本流が今ひとつと言う事も有ると思うがフライマンはハタヤに集中しているみたいで橋の上から見ると入る余地は無さそうに見えた。

ハタヤには入らずライズの無いポイントで17時まで待ったがライズは起こらず結局、ハタヤに入る事に...

ハタヤにつくと下流側にフライマンが数人いてその前だけにライズは集中していた。

僕は、その少し上流でライズがこちらに来るのを期待して待つ事にした。

散発で目の前でライズが有るが続かずフライを流しても反応は無かった。

18時手前、もうだいぶ暗くなった頃、ベストポジションで釣りをしていた方が諦めたように釣りをやめた。

変わりのその付近まで立ちこむ。

周りではかなりのライズをしていたがシビアでおまけにフライの位置もよく解からない。

ティペットの僅かな波紋を頼りにフライの位置を確認する。

何度か流すと数回反応した(ように見えた)が空振りをしてしまった。

暗い中でも街灯の明かりでライズが続いているのが判った。

止みそうに無いライズは後ろ髪を引かれる思いだったが、こんな時間まで釣りをしている自分の中には葛藤があった。

この明かりならフライの位置も何とか確認出来るし釣りを続けられる。

でも毎日攻められ続けているのに、こんな時間まで釣りをしていても良いのだろうか?

僕はラインを巻き取り始めた。

彼らは無邪気にライズを繰り返している。

街の中で人知れずライズを繰り返すシラメ達のそんな光景はまたひとつ僕の思いでの1ページに綴じられたような気がした。

 

もう少しで3月、行きたい川が目白押しになる。

たぶん、もう長良には行かないかもしれない。

でも、このままでは終われない。

機会があれば何とかリベンジに来たいと思った。

 

 

−完−