2001年3月11日
釣行記 〜予告されたライズ

 

フライがまったく無い。

慌てて前日の夜フライを巻いていたら睡眠の時間が無くなってしまった。

13時、自宅を出発。

山間に入ると降った雪が解けて凍り路面は滑りやすくなっていた。

付知に入ると道路には雪が残り始め中途半端に解けた雪が凍っていて気が抜けない運転が続いた。

だが平湯への峠道に入ると雪も圧雪されて逆に滑りにくくなり少しホッとする。

こんなに長距離凍結路面を走るのは始めての経験だった。

おかげで3時間半の道のりが5時間もかかり仮眠の時間もほとんど無いまま道観松の堰堤に到着。

暫くすると携帯が鳴り電話の向こうから岐阜のHさんの声。

もうすでに到着しており釣りの準備を始めたとのことで、その場所へ僕も向かう。

その場所に着くと岐阜のHさん、Tさん、Oさんがすでに釣り支度中、早々に挨拶を済ませ僕も急いで支度をした。

 

雪深い土手を下り川辺に立つ。

ライズは無いみたいなので普通にドライで釣り上って行った。

僕は少し下流から始めたが流芯を少し外したところから、2度ほどアタリがあり、フッキングしたもののすぐにフックを外されてしまった。

「だいぶ感が鈍っているなぁ」と苦笑してすぐに皆を追いかけた。

それからは反応は少し遠のいたが暫くして、またアタリがありフッキング。

しかし今回もバラシ。

「コリャ重症だ」

 

そんな中、Tさんがついに1匹釣り上げた。

なかなかのサイズのイワナだった。

お昼も近くなり、プールではライズも始まっていた。

しかし、そんな所には必ず先行者がいて入る事が出来なかった。

入れそうなプールを探して何とかライズにありついたのだが、このライズが一筋縄ではいかなかった。

僕のなけ無しのフライはことごとく見破られついにお手上げ。

ギブアップしてまた別の場所を探す。

Hさんを見つけ話を聞くとなんと2匹釣れたとの事!

僕もすぐ上流のプールに入った。

ライズは無かったが石裏にフライを落とすとイワナが浮上してきてフライを咥えたように見えた。

あわせたが空振り。

それからフライを変えるたびに反応するが咥えるまでは行かず、また使えるフライが無くなってしまった。

このライズも結局ギブアップ。

その後Hさんが、先ほど釣ったポイントにはまだ魚がいるとのことでポイントを譲ってくれた。

さっそくやってみたが、ここもスレまくっていて、僕のフライでは太刀打ちできなかった。

結局、釣れないまま、一度川から上がる。

 

Hさん、Tさん、Oさんはこれから温泉に入ってから帰られるとの事。

僕は気になっているポイントを覗いてみたかったので、ここで皆さんと別れた。

下流にあるそのポイントでライズが無ければそれでやめるつもりだった。

到着しそのプールを覗く。

ライズは?...やはり無かった。

一応ということで流れ込みをウエットモドキでやってみたがアタリはない。

そろそろ帰ろうかと思った時ルアーをやっていた方が「ここはたぶん17時になると凄いライズがあるはずだけど...」と言った。

17時まではあと30分、もう少し残ってみる事にした。

17時...

1匹ライズ...しばらくしてまたライズ...そして数分後...

モコッ、モコッ・・・そこらじゅうでライズが始まった。

フライを投げるとすぐに反応があり、これは行ける!と思ったがやっぱりなかなかフッキングしない。

夢中になってキャストしまくり何とか3匹のヤマメを釣る事が出来た。

なんか数打ちゃ当たる状態で釣れたので、今ひとつ納得できないが今の僕は贅沢言ってられないか?

薄暗くなった18時20分、まだライズはしていたが昨日から寝ていないのと翌日は仕事で5時起きなので終了した。

 

帰りは途中少し眠気が出たがリゲインを飲んで眠気を覚まし何とか22時30分、自宅に到着できました。

今回お世話になったHさん、Tさん、Oさん、ありがとうございました。

今度は木曽でご一緒しましょう!

 

−完−

この後もう一匹釣れました